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潰瘍性大腸炎-慢性的にお腹が…

2007年9月に安部元総理大臣が突然の辞任を表明した背景には、「若い頃に発症した潰瘍性大腸炎の影響」があったことが発表され、反響を起こしました。この潰瘍性大腸炎とは、一体どのようにして起こる病気でどのような症状をもたらすものなのでしょうか。潰瘍性大腸炎について解説してきます。

潰瘍性大腸炎とは?

潰瘍性大腸炎は、大腸内部の粘膜に潰瘍状の炎症が出来てしまう腸の病気です。この炎症は、結腸側から悪化と良化を繰り返しながら広がっていく性質を持っていて病状が進行すると、大腸全体が炎症に覆われることになります。潰瘍性大腸炎の患者は10代後半から20代に発症した男性が中心ですが、まれに中年から壮年に掛けての男性に発症することがあります。

症状

潰瘍性大腸炎の症状としては、慢性的な下痢や腹痛に発熱を伴います。病状が進行すると、排便時に下血を伴うようになります。また、潰瘍の悪化に伴う出血が原因となる貧血や食欲不振、倦怠感なども見られるようになります。潰瘍性大腸炎は、腸閉塞や悪質性の大腸がんを併発しやすいという特徴を備えていて、命に関わることがある病気であると言えます。

原因

潰瘍性大腸炎の原因に関しては、現時点ではまだ特定できていません。そのため日本では、特定疾患指定された病気の一つでもあります。現在、潰瘍性大腸炎の原因として有力視されているのは「免疫機構の不全」説があります。大腸には、約100兆の腸内細菌が生息しており、宿主である人間との共生関係を形作っています。この腸内細菌の働きにより、腸はもっとも原始的な免疫機構として機能しているのです。この腸内の免疫機構が正しく働かないことで大腸の粘膜が炎症を起こすのではないか、というのがこの説の趣旨です。しかし、これはまだ有力説の段階にしか過ぎず原因として特定されているわけではありません。

生活への影響

潰瘍性大腸炎は難病ですが、日常生活に大きな影響を与えるわけではないといえます。しかし、体調を崩すと潰瘍が再発しやすくなり病状が進行することがあります。ですが、生活習慣に注意していれば健康な人と同じ日常生活を送れる病気であるとも言えます。また、潰瘍性大腸炎は遺伝する可能性があることがわかっています。

潰瘍性大腸炎の治療法

潰瘍性大腸炎は、「原因が特定できていない難病」ですが「治療法が確立されていない難病」と言うわけではありません。しかし、「完治するための治療法」もまだ確立していないのも事実です。

内科的治療

潰瘍性大腸炎には、薬物治療による症状のコントロールが有効な治療法として採用されています。基本的には、炎症を抑える働きのある5−アミノサリチル酸製剤や副腎皮質ステロイド剤などが投与されます。これらの薬が効かない、または投与できない患者に対しては免疫抑制剤の投与で対応します。

外科的治療

内科的治療で効果が出ない場合、血液から白血球を除去する治療法が行われることがあります。しかし、大腸に穿孔が見られたり大腸全体が腫れ上がったりする場合や、大腸がんを併発しているなどの症状が悪化した場合は外科手術による大腸の全摘出が行われることになります。大腸摘出後は人工肛門を形成、または肛門と小腸の間に大腸の代わりになるパウチと呼ばれる袋をつけるなどの処置を行うことになります。

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